認知行動療法とは、認知(現実の受け取り方・ものの見方)に働きかけて、こころのストレスを軽くしていく治療法です。状況、認知、感情、行動の関係に焦点を当て、自分の考え方の癖を見つめ直すことで、柔軟な思考を身につけ、症状を改善します。
気分障害、全般性不安障害、社会不安障害、恐怖症、強迫性障害、パニック障害といった疾患の治療に有効であることが、研究により証明されており、注目されている心理療法です。
治療効果の高さから、イギリスでは政府が認知行動療法の治療効果を正式に認めています。アメリカでは、臨床心理士養成大学院のうち、実に8割のコースが認知行動療法をカリキュラムに組み込んでいます。
まずは、現状を整理し、把握する事からはじめます。
自分が、どんな状況に対して、どんな反応をしているのか…「状況」「感情」「行動」「認知」に焦点を当て、どのように関係しあっているのかを丁寧に把握・整理する事により、ストレスや問題を理解していきます。
状況の受け止め方により、感情や行動は違ってきます。また、行動の変化は、身体反応や状況に影響を与えます。現在の悩みや症状を改善するために、まずは、現状をしっかりと理解し、整理・把握することが大切です。
ストレスを感じた時に立ち止まり、頭に浮かんでいる自動思考を現実にそった柔軟なバランスのよい新しい考えに変えていくことで、ストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。
飯田橋駅近くの精神科・心療内科・神経科 メンタルクリニックです。おひとりで悩まず、お気軽にご相談ください。
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